酸味の少ないまろやかな白ワインの選び方【産地と品種】Dear Richard(ディアリッチ)

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みん

酸っぱい白ワインが少し苦手なんだけど、どうやって選べばいいの?
産地と品種によって白ワインの酸味はだいぶ変わるよ。今回は酸味が立っていない、まろやかな白ワインの選び方について話そうか。

サワ

酸っぱくない白ワインの選び方

白ワインに関して、「香りは好きなんだけど、酸っぱいから苦手~」という方も多いですよね。ちょっともったいない。

酸味が目立たない、まろやかなものを選べるとそんな方も存分に白ワインを楽しめると思います。でもコツを知っていないと、なかなかそんなワインに出会えないのも事実。

本記事ではその選び方を解説し、実際に先日購入た白ワインが美味しかったので共有します。

まったり白ワインを見つけるには、まず産地に注目

まったりとした白ワインを選ぶなら、「産地」が最も重要です。ラベル裏の「原産国」に着目しましょう。

最もまろやかな味わいなのは「アメリカ合衆国」。次に「チリ」と続きます。これらは酸味の苦手な方でも飲みやすいものに出会える確率が高いです。逆に酸味が強いものに当たりやすいのはイタリア。次にフランス。これらは酸味が効いていて、ミネラル感が強目でかっちりとしたワインが多い印象。

まろやかなものを探すのなら、所謂「カリフォルニアワイン」と呼ばれるアメリカ産のワインがおすすめです。

次に品種を選ぶ

ブドウの品種もまったりとした味の白ワインを目指すうえでは、産地の次に大切です。かなり私見によるものですが、よく見かける品種TOP3を挙げてみました。

  1. シャルドネ ←これのアメリカ産は圧倒的にまろやか
  2. グルナッシュブラン
  3. ヴィオニエ

特に「アメリカ産×シャルドネ」の組み合わせが、ずば抜けてまろいです。よく言われるのが「バターの様」。上手く当たりを引ければ、口当たりが柔らかくまったりと舌に絡みつくような印象です(実際に粘度があるわけではないですが)。

おすすめ白ワイン:Dear Richard(ディアリッチ)

ここで実際に最近飲んで美味しかった、まろやか系白ワインを共有します。その名も「Dear Richard(ディアリッチ)」。アメリカのカリフォニア産の白ワインです。

Dear Rich

近所の酒屋のチャキチャキ系やり手おばちゃんに「酸味強いのが苦手な人と白ワインを飲むことになったんだけど、どれがいい?」と聞いたら、「それならこれよ」と真っ直ぐ渡されました。

こんなブログを書くくらいにはワインの講釈を垂らしたい私ですが、「わかりました。ありがとうございます。」としか返せず即お会計。これからもやり手おばちゃんに着いていきます。

ディアリッチの価格と味

楽天で「4,000円代」で売られています。

香りは木樽のニュアンスに加えて、本当に華やかさがありました。旨い白ワイン特有の「花束を鼻にぶつけられたような香り」と言った感じです。本当に花束をぶつけられたら大喧嘩ですがね。

味わいは、初めに南国フルーツのようなトロピカル系の果実感が来ます。酸味は狙い通り優しめでいい感じです。次に少しバターを思わせるようなまったり感が広がります。飲み込んだ時には、やはり花のような香りと、樽っぽい香りが鼻を抜けます。

一緒に飲んだ「酸味が苦手な友人」も大絶賛でした。よかったよかった。

まったりと濃厚な白ワインにはどんな料理が合う?

上述の様なまったり白ワインに合わせる料理を、いくつか考えていきたいと思います。

  • 煮魚(脂身の多いサバの味噌煮、カレイの煮つけなど)
  • 豚肉料理(とんかつ、サムギョプサルなど)
  • クリーム系のパスタ
  • チーズ主体のピザ

この辺の料理であれば、ご機嫌な組み合わせだと思います。

白ワインと言うと、カルパッチョなどの生魚と合わせたい方も多いと思います。しかし、酸味が控えめなまったり系白ワインの場合、ちょっと魚の生臭さが際立ってしまったりします。

なので、魚であれば脂身の多い魚での煮魚なんかがおすすめです。赤ワインに負けないくらい濃厚なので、ややこってり目の料理とよく合うというイメージです。

白ワインを飲んだら雰囲気のある感想を言ってみよう

ワインを飲んだらせっかくなので、ちょっとそれっぽい感想を言ってみたくありませんか?ワインの感想って独特な表現が多く、「ほんとにそんな風に感じるかよ!」という気持ちになりますが、言えたらツウっぽいのも事実。まだ私はちゃんと対面で誰かに言えたことはありませんが、ご参考までに最後に。

バターっぽい

これは割と使いやすい表現かもしれません。本記事で紹介したまったり系で濃厚な白ワインを飲んだ際に行ってみましょう。バタリーなんていう、まさにバターを意識した白ワインもあるくらいなので、かなり有名どころの表現だと思います。

蜂蜜のような香りと濃厚さ

蜂蜜の香りってわかります?花はわかりますよ。蜂蜜って大して香りしなくないですか?

でも、これも結構一般的な表現の様です。私が普段業務スーパーの蜂蜜食べてるからですかね。良いやつは香りするんですかね。

アカシアの香り

白ワインを通販で探しているとちょくちょく見かける表現です。アカシアの香りを知っている人に対しては有効な表現だと思います。知らねえ人には例えることでより伝わらなくなることでしょう。

私はというとアカシアが何かすらわかっていません。…食べられるのかな?

グレープフルーツのような香り

これもネットショップの商品説明でよく見かける表現。こういうのがいいですよね。想像がしやすい。何、アカシアって。

ただ、これも思うところがあって、白ワイン飲んでグレープフルーツみたいってどうなんですかね。「グレープフルーツサワー飲んでろよ」と思われないかな。不安だなぁ。

ブショネ(かび臭い)

こんなもん悪口ですよね。樽の香りに癖がある時に言うらしいのですが、フランスならいいんでしょうけど、日本でかび臭いは顰蹙もんです。

まとめ:産地と品種でまろやか白ワインを探そう

産地と品種を見て、酸味の少ないまろやかで濃厚な白ワインを選ぶコツをお伝えしてきました。極端な話「カリフォルニア×シャルドネ」を探しましょう。本記事で紹介した白ワインは香りもよくおすすめです。

ということで、以上です。

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