安いシャンパンのおすすめを知りたい人
本記事では、このようなご要望に全てお応えしていきます。
- シャンパンの基本情報やスパークリングワインとの違いがわかる
- コスパ最強のシャンパンのおすすめ銘柄を把握できる
- シャンパンに負けないくらい美味しいスパークリングワインもわかる
- 安くて美味しいシャンパンの選び方がわかる
- シャンパンを最高に美味しく飲む方法がわかる
みん
シャンパンとは?スパークリングワインとの違いは
シャンパンとスパークリングワインは全くの別物ではなく、スパークリングワインの中でも特別なものをシャンパンと呼んでいます。それではシャンパンは何が特別なのか、この後説明していきますね。
シャンパンの定義
シャンパンの定義はフランスのAOC法で決められています。
- シャンパーニュ地方で生産された「特定」のブドウ品種
- アルコール度数
- シャンパーニュ製法
シャンパーニュ製法で作られていいても、ブドウの品種が既定のものでないとスパークリングワインに分類されるわけです。
シャンパーニュ製法
シャンパン製法の特徴は下記の通りです。
- 樽で一次発酵
- ビン詰め
- ビン内二次発酵
ビンの中で二次発酵させたときに発生した炭酸ガスがシャンパンの泡になるので、後から注入されたものとは違うきめ細やかな気泡が特徴です。
シャンパンの見分け方
シャンパンとスパークリングワインの見分け方はとても簡単です。ラベルに「Champagne」と書いてあるかどうかです。「Champagne」と表記できるのはシャンパンだけと法律で決められているので、とてもわかりやすいですね。
安いシャンパンのおすすめ銘柄4選
シャンパンは基本的には高いです。なぜなら厳選されたものを手間暇かけてつくっているからです。その中でも、企業努力で安く出荷しているコスパ最強のシャンパンを紹介します。
5000円以下のシャンパン【ヴーヴ・クリコ】
5,000円以下で一番おすすめのシャンパンはヴーヴ・クリコです。定価はもう少し高いですが、ネット通販なら5,000円以下でも購入可能です。芳醇な香りとまろやかな味わいが特徴的です
4000円台のシャンパン【モエ・エ・シャンドン】
安いネット通販だと4,000円台前半で手に入る、恐るべしコスパのモエ・エ・シャンドン。レストランだと10,000円近くする高級シャンパンなので、味は言うことなし。コスパ最強です。
3000円台のシャンパン【ポメリー】
3,000円台のシャンパンの中ではポメリーがおすすめです。フルーティーな香りとスッキリとした中にもコクが感じられて、全然安っぽくないのに安いシャンパンです。
シャンパンの最安値【1000円台もある?】
シャンパンとなると、1,000円台のものはなかなか見かけません。12本セット等でまとめ買いをすると少しコスパは良くなります。
2,000円台もかなり珍しいですが、正真正銘シャンパンですよ。
有名で高コスパなスパークリングワイン5選
ここで、コスパの高いスパークリングワインを5つ紹介します。いずれもシャンパンと同じ製法で作られており、シャンパンに負けないポテンシャルを持っています。
マバンダ・カバ・ブリュット・ナチュレ
王道の辛口の白スパークリングワインです。かなりすっきりとした味わいなので、幅広い料理に合わせやすくハズれない1本です。
カヴァ・ヴィーニャ・アデライダ ロゼ・ブリュット
シャンパン製法で9ヶ月間、熟成されています。ロゼスパークリングワインならではの、華やかなピンクの外観です。味わいは辛口(ブリュット)ですが、香りはフルーツや、軽い醗酵香があります。
カンポ
麦わら色が特徴的な白スパークリングワインです。味わいは、しっかりしたフルボディの辛口です。最低12ヶ月もの間、ビン内で熟成されており、複雑な味わいと、とてもきめ細かい泡が楽しめます。
ディボン・カヴァ・ブリュット・リザーヴ
辛口の白スパークリングワインです。しっかりと熟成されており、細やかな泡とバランスのとれた味わいが特徴的です。
セグラ・ヴューダス・セミセコ
やや甘口で飲みやすい白スパークリングワインです。あまりワインを飲みなれていない人にはかなりおすすめの1本です。コスパと口当たりが良すぎるので、飲みすぎ注意です。
安くて美味しいシャンパンの4つの選び方
上記で具体的にコスパの高いシャンパンをおすすめしましたが、ここではシャンパンを選ぶ判断基準を解説してみたいと思います。ご参考にしていただき、ご自分に合ったシャンパンを選んでみてください。
料理・おつまみに合わせて選ぶ【肉にはロゼ】
シャンパンは主に「食中酒」として飲まれることが多いので、食事の内容に合わせるのがおすすめです。
- こってり系の料理 ⇒ ロゼシャンパンの辛口
- アッサリ系の料理 ⇒ 白シャンパンの辛口
- スイーツ ⇒ 甘口シャンパン
ザックリとですが上記を基準にしてみてください。料理と合わせる事で、安いシャンパンでも満足感が跳ね上がります。このような相性を、よく「マリアージュ」と呼んだりしますが、ぜひ体感してみてください。
味わいの好みで選ぶ【辛口 or 甘口】
シャンパンの味わいで選ぶのもアリです。
- 辛口 ⇒ ブリュット
- 甘口 ⇒ リッチ
他にも表記方法はありますが、代表的な表記は上記の2つです。ラベルに記載されていることが多いので、覚えておくと便利です。お酒自体を飲みなれていない女性などに、リッチが人気な傾向があるようですよ。
値段で選ぶ
ザックリとした目安として、「手頃なシャンパン=5,000円ちょっと」くらいに考えておくと良いでしょう。コスパよくシャンパンを飲んでみたいということであれば、この価格帯で探してみてください。
人気メーカー(銘柄)で選ぶ
メーカーで選ぶのも良いでしょう。本記事で紹介したモエ・エ・シャンドンとヴーヴ・クリコは実は同じ会社でLVMHグループが生産しています。生産ラインが大規模で、高品質のシャンパンを手頃な価格で提供しています
シャンパン初心者向け講座【最高に美味しく飲む方法】
せっかくのシャンパンですから、一番美味しく飲める方法で飲んでみてください。安いシャンパンをゲットできたら、特別な日まで良い状態で保存しておきましょう。
シャンパンボトルの開け方
シャンパンと言えば、大きな音で「ポーン」と開けるものと思っている方も多いと思います。お祝いの場ではそれでも良いのですが、実は静かに開けるのがマナーだったりします(淑女のため息とも呼ばれます)。
- キャップシールをはがす
- テーブルの上にボトルを置く
- ワイヤーをねじって緩める
- トーション(ハンカチやタオルでも可)をコルクにかぶせる
- 左手でボトルをおさえる
- 右手でコルクを左右に動かしながら上に引き上げる
- コルクが浮いてきたらゆっくりとひねって抜く
この方法で開ければ、「シュワッ」と上品なムードを演出できるはずです。開けづらい場合はワイヤーを完全に外してからでもOKですよ。
シャンパンの保存方法【冷蔵庫での長期保管はNG!?】
シャンパンの最適な保存方法は下記の通りです。
- 温度:7~18度
- 湿度:70%以上
- 置き方:ボトルを寝かせる(水平)
- 置き場所:日陰でゆれない場所
冷蔵庫に立てて置くのが一般的かと思いきや、冷蔵庫は4度前後なので冷たすぎてしまうんですね。また、コルクは乾燥させてはいけないので縦置きではなく寝かせるのがベター。やはりシャンパンの風味を損なわずに保管しておくのであればワインセラーが絶対おすすめです。最近では大きすぎず価格もそこそこのものが出ていますのでチェックしてみてください。
飲む前によく冷やす
保存温度は7~18度推奨ですが、飲む前はよく冷やしましょう。飲む前日に冷蔵庫へ移動させたり、すぐに飲みたい場合は1時間ほどワインクーラーで冷やしましょう。このアイスクーラースリーブは大量の氷も不要で水滴も垂れないのでかなり実用的ですよ。
最適なグラスで飲む
シャンパングラスは大きく分けると2種類あります。好みのグラスをその日のシャンパンにあわせて選んでください。
フルート型
細くてまっすぐなフルート型は気泡が抜けずらいです。辛口のシャンパンを落ち着いて飲みたいときにおすすめです。
チューリップ型
ワイングラスまでとはいきませんが、膨らんだ形状のチューリップ型のグラスは香りを楽しみたいシャンパンにおすすめです。
下記の記事ではシャンパングラスの選び方やおすすめのシャンパングラスについて詳しく解説しています。
おすすめのシャンパングラスランキング【おしゃれ・可愛い】さいごに
シャンパンにこだわらなければ、美味しいスパークリングワインは安く手に入ります。ただ、シャンパンならではの香りや味わいを楽しみたい方は、コスパ最強のモエから手に取ってみてください。
コメントを残す