ルイ・ロデレール クリスタルの味は？【シャンパン世界一】

本記事では、このようなご要望にすべてお応えしていきます。

ルイ・ロデレール クリスタルとは

ルイ・ロデレールは1776年から続く老舗シャンパーニュメゾンで、1819年以来、家族経営を貫いています。この老舗メゾンの代表作が「クリスタル」。1876年にロシア皇帝アレクサンドル2世が自分専用のシャンパンを作るようにの要望したことがきっかけで誕生しました。この特別なシャンパンがクリスタルボトルに入れられたことから、「クリスタル」と名づけられたそうです。

ルイ・ロデレール クリスタルの歴史

1833年にルイ・ロデレールがメゾンを引き継ぎ、独特なスタイルで個性と味わいを磨き上げていきました。19世紀半ばには、シャンパーニュ地方でグラン・クリュ畑をいくつか獲得し、他のシャンパーニュメゾンとは全く異なる革新的な方法でワイン造りを行ってきました。

「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド2020」で第1位

ルイ・ロデレールは、イギリスのアルコール飲料専門誌「ドリンクス・インターナショナル」が選ぶ「世界で最も称賛されるシャンパーニュ・ブランド」で何度も入賞するほどの、実力のあるメゾンです。2019年は惜しくも3位でしたが、2018年と2020年は堂々の1位を獲得しています。

ルイ・ロデレール クリスタルのこだわりの製造方法

クリスタルの一番の特徴はなんといってもその製法にあります。他のシャンパーニュメゾンとは一線を画す、手間暇かけたこだわりを紹介していきますね。

良質なブドウがとれる年にだけ生産

基本的には当たり年のブドウしか使わないという徹底したこだわりがあります。色んな年のブドウを混ぜて作るノンヴィンテージのほうが一定の味は担保されますが、妥協しないヴィンテージを貫くのがルイ・ロデレールです。

ルイ・ロデレール クリスタルのブドウ品種

クリスタルはピノ・ノワールが60%、シャルドネが40%の割合で配合されています。自社畑でとれた最高品質のブドウしか使いません。

「手仕事の芸術品」と称されるシャンパン造りを守り続けるメゾン

2012からはビオディナミ農法で育てたブドウしか使わず、惜しみなく手間をかけて作っています。

さらに、シャンパンのビン詰め後は「6年」と非常に長く熟成させます。ブドウを育てるところから出荷まで一気通貫でどの工程も一切手を抜かない、まさに手仕事の芸術品と呼ばれる所以です。

ルイ・ロデレール クリスタルの種類

ルイ・ロデレール クリスタルはゴールドのブリュットが1番有名ではありますが、実は「ロゼ」もあるんですよ。どちらも甲乙つけがたい逸品ですので、それぞれの特徴を解説していきますね。

ルイ・ロデレール クリスタル ブリュット

クリスタルと言えばゴールドに輝くブリュットが一番有名です。次の章ではクリスタルの味や値段、あわせてほしい料理を詳しくご紹介します。

ルイ・ロデレール クリスタル ブリュットの味・香りの特徴

グレープフルーツなどの柑橘系のフレッシュな香り、洋ナシ・アプリコット・白い花のような甘く華やかな香り、そしてナッツやトーストのような芳醇な香りのコントラストが上品に広がります。

ひとくち飲めば、まろやかで微細な泡がはじけて香りとともに口いっぱいに広がります。酸味と甘味のバランスも絶妙で、温度が変化することによって香りも複雑化するため長く楽しむことができますよ。

ルイ・ロデレール クリスタル ブリュットにあう料理・おつまみ

シャンパンは基本的にはどんな食事にもあうと言われています。クリスタルはトーストのような芳醇な香りが特徴的なので、ローストしたラムチョップやバターなどと相性が良いですよ。

ルイ・ロデレール クリスタル ブリュットの値段

ルイ・ロデレール クリスタル ブリュットは大体40,000円前後で販売されていることが多いようです。

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼ

クリスタルにはロゼもあるんですよ。ピノ・ノワールが55％、シャルドネが45％の割合になっていて、きれいなピンクゴールドがとても上品です。

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼの味・香りの特徴

ストロベリーのような甘酸っぱい香りと、キャラメルのような濃厚なアロマが楽しめます。口当たりはとてもまろやかですが、キレがよく重厚感のある味わいです。

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼにあう料理・おつまみ

ワインにあうおつまみは、よくワインの色に合わせるといいと言われています。ロゼの美しいピンク色にあわせつつ、ジューシーな香りを損なわないおつまみと言えば、定番の生ハムが一番良いでしょう。薄く切ったバケットにクリームチーズと一緒にのせても最高です。

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼの値段

ルイ・ロデレール クリスタル ロゼの値段は約80,000円です。ロゼは通常よりも手間暇がかかるので、値段にもこだわりが現れていますね。

ルイ・ロデレール クリスタルをさらに美味しく飲むために

高級シャンパンのクリスタルですから、最高の状態で飲むべきですよね。美味しく飲むための3つのポイントを紹介しますのでぜひ試してみてください。

最適な環境で保管する

シャンパンの保存温度ってあまり気にされたことない人が多いと思いますが、実は冷蔵庫だとちょっと温度が低すぎるんです。シャンパンはビンの中でもゆっくりと二次発酵しているので、美味しさキープのためには丁寧に扱いましょう。

• 温度：6～15度
• 湿度：70%以上
• 場所：暗所、静かで振動がない

夏は室温だと暑すぎるし、冬は乾燥しますよね。そこでおすすめなのは「ワインセラー」です。小型のものなら安くて置き場も取らないですよ。

最適な温度で飲む

クリスタルは香りがとても良いシャンパンなので、キンキンに冷やしすぎるのはおすすめできません。ただ、ぬるいシャンパンも美味しくはないので、6～10度くらいが最適な温度になります。飲む前日にワインセラーから冷蔵庫に移すと良いでしょう。

シャンパンの香りは温度によって変化するので、冷蔵庫から出したらそのままゆっくり飲み進めていくのも良いでしょう。温度が上がりすぎてしまった場合や夏場はアイススリーブを使うと冷たいままシャンパンが楽しめますよ。氷を使わないので後片付けも楽だし置き場所にも困りません。

最適なシャンパングラスをつかう

シャンパングラスは口が細いタイプと口が少し広がっているタイプの2種類があります。クリスタルは香りを存分に味わいながら飲むのがおすすめなので、下記のような少し丸みを帯びたデザインを選ぶと良いと思います。

下記の記事ではシャンパングラスの選び方やおすすめのシャンパングラスについて詳しく解説しています。

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さいごに

クリスタルは自分へのご褒美でも、大切な人へのプレゼントでも、最高のひと時を演出できシャンパンです。かの皇帝も愛したシャンパン、ぜひお試しください。

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