ロピアで見つけた安いけど旨いおすすめしたいシャブリ【L.Dupatis (ローラン・デュパティス)】

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みん

牡蠣が美味しい季節になったね!牡蠣と言えばやっぱりシャブリかな?
牡蠣とシャブリの組み合わせは有名だね。先日近所のロピアでシャブリが安く売っていたんだ。今日はそれの話をしようか。

サワ

牡蠣と言えばシャブリ。シャブリは安くても美味しいのか?

牡蠣の美味しい季節になってきましたね。生牡蠣に合わせるワインと言えば『Chablis(シャブリ)』が有名です。

筆者としては、漫画『美味しんぼ』では「生牡蠣に合うワインなんてないよ」と言い放ち、フレンチシェフの目の前で持ち込んだ日本酒をかっ食らう山岡さんの奇行名シーンが大好きです。美味しんぼの世界では和のものに大抵軍配が上がりますからね。しかしながら、実際には生牡蠣とシャブリの組み合わせは実によく合います。

本記事では、そんなシャブリの解説と、先日スーパーのロピアで安かったシャブリがあったのでその共有をしていきます。

シャブリってなに?

シャブリとは、フランスのブルゴーニュ地方の北部にある「シャブリ地区」で作られた白ワインのことです。ブドウの品種は一番有名どころの「シャルドネ」です。

酒屋のオヤジの話によれば、「今は4,000円くらいでちょっと良いワイン扱いになっちまったが、一昔前は2,000円以内でざらに売ってたぜ」とのこと。ワイン好きの界隈ではだいぶポピュラーに飲まれる白ワインだったそうな。

というのも、「シャブリにしとけばとりあえず問題ないよね」的な考えがあったようで。

シャブリと牡蠣は有名だけどほかの料理には合わない?

シャブリは「酸味が強い白ワイン」としても有名です。辛口白ワインの代表格と言えます。あと、フランスのブルゴーニュ地方特有のミネラル感も兼ね備えた、「酸っぱくてカッチリした感じ」なワインと認識しておくとよいかと思います。

これだけ聞くと「酸っぱくてカッチリって、全然うまそうじゃないな」と思われるかもしれません。正直な話、ワインを主体に楽しむなら他に旨いと思うワインはいくらでもあります。しかし料理に合わせるなら、この酸っぱくてカッチリという特徴はとても優れたものになります。

特に和食って繊細な味付けが多いですよね。そこに芳醇な白ワインを合わせるとちょっと料理と喧嘩するかもしれません。対してスッキリしたシャブリなら、邪魔せず、大抵のものに合わせられます(シャブリの酸味を際立たせてしまう組み合わせもありますが)。

ということで、一昔前は価格がお手頃だったということもあり、ワイン好きの中では随分重宝されたそうです。

スーパー(ロピア)で安いシャブリ買ってみた

ここで先日、近所のスーパーロピアでシャブリが安く売られていましたので、その共有をしていこうと思います。

そのシャブリがこちら。その名も「L.Dupatis Chablis(ローラン・デュパティス シャブリ)」。

L.Dupatis Chablis(ローラン・デュパティス シャブリ)の価格と味

価格は「1,600円」ほどで、現在のシャブリの相場(3,500円~)を考えるとかなりお手頃です。それだけが理由で「どんなもんかな~」と何も考えずに買ってみました。

香りは割としっかりしています。柑橘系のような果実味がある感じで、樽の熟成感の様なものはないです。味はというと、まずシャブリらしく酸味がまず来ます。その後、柑橘系や青リンゴを思わせる果実感がフワッと残りますが、甘味はほとんど感じずミネラル感強め。香り同様、樽の熟成感も感じません。

一級以上のシャブリだと樽で熟成されるため、そのニュアンスを感じられるそうですが、全体に本品はステンレス樽熟成なのでしょうね。1,600円に何を期待してんだよと言う話ですが。

とは言っても、酸味とカッチリ具合はシャブリらしいなと思いました。なので、「大抵の料理には合わせられまっせ」と言うことなのでしょう。とりあえずロピアの総菜を適当に選んで合わせたら、ご機嫌なんじゃないかなぁ。

美味しく飲む温度は?キンキンに冷やす?

「酸味の強い白ワインはキンキンに冷やした方が旨い。何ならありったけの氷入れてしまえ。」と言うのが持論です。

はい、わかっています。昔からのワイン通の方や、ソムリエなどの資格持ちの方からは鼻で笑われそうですね。なので馬鹿にされることに気乗りがしない時にはやらないようにしています。

家や仲間内で飲むときは好きに飲みたいじゃないですか。思いっきり氷を入れてみてください。ぬるいと舌をキュッと縛り付けるような酸味が、氷を入れることによっていい感じのスッキリ感を演出してくれるはずです。

白ワインの豆知識をちょろり

最後に、白ワインに関するちょっとしたお役立ち情報も加えておきます。

白ワインはとにかく冷やせばいい?

基本的には冷やした方がいいですが、その度合いは白ワインによって異なります。

上述では「酸味の強い白ワインはキンキンに冷やした方が旨い。何ならありったけの氷入れてしまえ。」と息巻いていましたが、『酸味の強い白ワインは』と言うのがポイント。

芳醇でまろやかな白ワインは冷蔵庫で冷やした後、飲む前に30分程度室温に置いておくくらいが1番旨かったりします。冷えてはいるけどキンキンではないくらい。例えばカリフォルニア産のシャルドネなんかが該当します。以下の記事で紹介しているので、併せてお読みください。

dear-richard 酸味の少ないまろやかな白ワインの選び方【産地と品種】Dear Richard(ディアリッチ)

あると便利なアイテム

これまで話してきたように白ワインを楽しむなら温度がとても大事です。酸味が強くなればなるほど冷やした方が旨い。だけど、飲んでる間にどんどんぬるくなっていきますよね。レストランみたいにバケツみたいなのに氷水張って、なんて一般家庭では難しいと思います。

実はその悩みを解消する、以下の様な商品が販売されております。

これは保冷剤と仕組みは同じ。使う前に冷凍庫で冷やしておき、ワインを飲む際にボトルにかぶせるだけ。だいたい2時間はテーブルに出しておいてもワインは冷えたままです。コンパクトで場所をとらないので、いつも冷凍庫でスタンバっています。

白ワインは少しだけ余ったら何に使える?

「ボトルを開けると飲み切らない」と言った話をよく聞くのですが、本当なんですかね。飲み切らない体験をしていないのでその感覚はわかりませんが、とりあえず料理には白ワインは優秀な調味料として使えます。

1番ベタなのがアクアパッツァです。魚を白ワインで煮たやつ。あれ、魚が旨いっていうか、残った汁で食べるパスタが旨いんですよね。

あとは、以下のように料理酒代わりに使うのが手軽でおすすめです。

  1. フライパンにオリーブオイルを垂らす。
  2. お好きな野菜と肉をフライパンに入れる。
  3. 軽く焼き目をつける。
  4. 白ワインをジャバっと回し入れて、塩を少々。
  5. 蓋をして蒸し焼き。5~10分くらい。

これは野菜と肉の味が引き出されて、シンプルながらかなり旨いです。ぜひお試しください。

まとめ:スーパーで安いシャブリがあったら1度お試しあれ

と言うことで、シャブリの紹介とロピアで見つけたシャブリの共有でした。皆さんもスーパーで安いシャブリを見つけた際はぜひ手に取ってみてください。料理は大概なんでも合うので。

以上です。ではまた。

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