肉に特に合うシラーズのカリフォルニア赤ワインを飲んでみた【クレインレイク】

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みん

サワさん、良いステーキ肉仕入れたから、これに合うワイン教えて!
肉にはやっぱりシラーをおすすめしたいな。今日はその話をしようか。

サワ

肉にはシラー。シラーには肉。

赤ワインと肉の相性が良いことは、よく知られています。しかし、赤ワインというのは様々な品種のブドウから作られており、それぞれ特徴があります。

「特に肉に合うワインはどれか?」

と聞かれた場合、筆者が思うには「シラー」と答えます。本記事では、そんなシラーについて解説し、先日実際に飲んでみて旨かったシラーの共有もしていきます。

肉と赤ワインを思い切り楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

シラーってどんな品種?

黒ブドウ「シラー」から作られる赤ワインの特徴として、最も印象的なのは「スパイシーさ」だと思っています。

もちろん赤ワインらしく、ベリー系の果実味を楽しめます。それを引き締めるように黒コショウなどのスパイスが効いている感じが、筆者の思う「シラーっぽさ」です。

あとは、タンニン(渋み成分)が結構効いている場合が多く、料理やつまみが無い状態で単体で飲めと言われても少し抵抗があるのもシラーならではかなぁ。

逆に、そのスパイシーさとタンニンがあるからこそ、脂っこい肉料理との掛け合わせで本領を発揮するのだと思います。

おすすめの産地は?

シラーズは今や、世界各国のワイン産地で広く作られています。代表的なところは以下の通り。

  • フランス
  • オーストラリア
  • イタリア
  • チリ
  • アメリカ

特にフランスのコート・デュ・ローヌ地方北部と、オーストラリアは2大産地とされています。いずれも行ったことはありませんが、とにかく大きな畑だとか。

また、土壌や気候の違いによって、同じシラーズでもそれぞれ味わいは大きく異なります。フランスやイタリア等のヨーロッパは、ミネラルたっぷりの土壌が影響してか「上品にまとまった」印象。対してオーストラリア、チリ、アメリカ等は「華やかな果実味」が印象的です。

ちなみにヨーロッパ以外の国々では、シラーではなく「シラーズ」と呼んだりもします。

クレインレイクのシラーズを飲んでみた

ここまで、シラーというのがどんな品種なのかをお話してきました。

ここで私が先日実際に購入したシラーが思っていた以上に旨かったので、共有します。それがこちら。

CRAIN-LAKE

「クレインレイク」というブランドのシラーズです。前述にてフランスとオーストラリアが2大産地だと言っておきながら、こちらはアメリカのカリフォルニア産。

やっぱりお手頃価格を探すとなると、どうしてもね。カリフォルニアとチリは強いですよね。

クレインレイク シラーズの価格と味

価格は「1,500円」程度。たまに肉を思い切り食べたい時に、丁度いい値段だと思っています。

香りは、ブラックベリーの様な果実味が強く香る中に、少し樽の熟成感があります。若干、青っぽい雰囲気もあるような。

味は、最初にベリー系の甘みが着た後、ほどよいタンニンを感じ、最後に酸味が残るといった感じです。飲めば「あぁ、こりゃ肉に合うだろうな」という感想になるはずです。

飲み進めていくと、ちょっとウィスキーを思わせるような熟成感も楽しめるかと思います。

コスパよし。高い肉にも負けない

味に比べて安い。コスパはかなり良好だと思います。

合わせる肉としては、貰い物の良い肉があったのでステーキを焼いてみました。

しかもこれ、宮崎牛。

結果として、相性は最高でした。このクレインレイクのシラーズは高級な肉にもバッチリ合います。

「高い肉ならワインが有ろうが無かろうが旨いだろうよ」

といった、芯を食う様な意見もあるかとは思います。しかし、酒を得意げに語るうえでは、芯を食った意見はご勘弁願います。

(補足)ステーキ焼くならフライパンにこだわろう

本筋であるシラーのワインの話からだいぶ逸れてしまうのですが、肉の話が出てきたので、先日発見したフライパンの話をさせてください。

今までマーブル加工みたいな何層にもコーティングされているものを使っていたんですが、熱伝導率がイマイチというか、パッと加熱できない感じでした。しかも結構重いのでやや扱いにくい。

そこで、以下のフライパンを買ってみました。

コーティングされているのにかなり薄いんですよね。だから熱が伝わりやすく火入れがスムーズだし、すごい軽い。

という、ちょっとした感動体験だったので共有でした。肉も過去一旨く焼けた気がします。

シラーは肉以外にも合うのか?

ここまで、シラーはとにかく肉との相性が良いということを話してきました。では、肉以外でどんな料理と合わせられるでしょうか。

筆者の持論としては、シラーの「スパイシーさ」と「しっかりしたタンニン」を活かすには、料理には「こってりまったり」感が必要かと思います。

  • グラタンやドリア
  • チーズ系パスタ(カルボナーラ、カチョエペペなど)
  • カレー

このように、まずチーズ料理とは相性が良いです。チーズが効いていれば効いているほど良いと思います。

次にカレー。これはスパイシーなもの同士相性が良いんじゃないかと思い試してみたら、結構よかったので挙げておきました。お試しあれ。

シラーに合うつまみ

料理ではなく、手軽に用意できるつまみも紹介しておきます。

とにかく「匂いが強いチーズ」が合います。万人受けという概念を捨て去った臭ぇやつ。

できれば上記の様な青カビ系がおすすめです。ちょっと厳しければこちら。

ウォッシュチーズです。

上記いずれも好き嫌いがはっきりと分かれるつまみですが、好きな人であればシラーとの相性は抜群のはず。

シラーを飲むならこんなグラスが良い

最後に、シラーのワインをより美味しく飲むために、ワイングラスもこだわってみましょう。

シラーの特徴であるスパイシーさと渋みを、少しまろやかにしつつバランスの良い飲み口にしてくれる大ぶりなものがおすすめです。径が広く、深さもしっかりあるような。

リーデルなど、グラスメーカーの有名どころではシラー用のグラスなんかも扱っているようですね。

まとめ:シラーと肉の相性は最強でした

ということで、シラーとステーキの組み合わせは最強というお話でした。本記事で紹介したカリフォルニア産のシラー「クレインレイク」はもちろんのこと、シラーであれば、フランスやオーストラリアあたりでも、肉との相性は抜群です。ぜひお試しください。

ではまた。

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