近所のスーパーで美味しいのに安い赤ワインを見つける方法|ロピアがすごい 【Daos Treasure】

Daos Treasure

みん

サワさん、安くて美味しい赤ワインが飲みたい!
そういえば最近、ロピアで売ってる赤ワインがコスパ高いことに気付いたんだ。今日はその話をしようか。

サワ

安くても美味しい赤ワインを発掘しよう

「安い赤ワインて美味しくないんじゃない?」と疑っていませんか?結論から言えば、スーパーで気軽に手に入るような1本1,000円程度の赤ワインでも十分旨いものはあります。

しかしながらその価格帯だと、妙に飲みにくかったり、香りがない渋いだけのものだったり…とハズレを引く確率が高いのも事実。そこで選び方のちょっとしたコツを押さえるだけで、ハズレを引く確率はグッと下がったりします。

本記事ではそのコツを解説した後に、具体的にスーパーで安売りされていたけど美味しかった赤ワインを紹介します。

安いけど美味しい赤ワインの選び方

まずは、1,000円程度でも美味しい赤ワインを見つける方法から考えていきましょう。

ワインは「旧世界ワイン」と「新世界ワイン」に大別されます。産地によって新旧の分類がされているわけですね。旧世界は大昔からワインを生産しているヨーロッパの国々、主にフランス、イタリア、スペインです。対して新世界は、大航海時代以降に広まった国々、主にアメリカ、チリ、南アフリカです。

「安いワインを探したいだけなのに、何で新世界・旧世界ワインのウンチク聞かなきゃいけないんだよ!」といった短気だけは起こさないでください。実は安旨ワイン選びに超重要だから解説をしています。

まずは旧世界 or 新世界かでふるいにかけてみる

旧世界ワインは基本的に伝統的な製法で作られています。というのも、そのブランドなのか伝統なのかを保守するために、ヨーロッパにはワイン法なるものがあります。それにより製法、生産地、品種など色々と縛りがあるわけです。

対して新世界ワインはというと、製法などに縛りはなく「がんがん新しい技術使っちゃおうぜ!」という具合。伝統よりも効率重視で生産されます。そのため、「安く大量生産できるうえに美味しい」という状態になりやすいです。

もちろん旧世界ワインには、それでしか出せない複雑味や重厚な香りといった品質に関する強みがあります。しかし「安旨ワイン」という点なら圧倒的に「新世界ワイン」に軍配が上がるでしょう。

なので安旨ワインを選ぶ際は、ラベルの原産国を見て、アメリカ、チリ、南アフリカあたりが記載されているものを選びましょう。

原産国を選んだら次はブドウの品種を見よう

正直な話、原産国でアメリカ、チリ、南アフリカあたりを選べたら、安旨ワインとしてはほぼ勝ち確と言っても良いと思います。大抵飲んでみたら、「え、1,000なのに旨っ。レストランで5千円で飲んだワインより美味しいかも?」となっちゃうことでしょう。

後は好みに合わせて品種を選んでみてもいいと思います。よく見かける赤ワインの品種と、特徴をまとめると次のようになります。

  • カベルネ・ソーヴィニヨン:最もポピュラー。樽感が強い。こってり料理に合う。
  • シラー:ちょっとスパイシーな感じ。肉料理に合う。
  • ピノ・ノワール:華やか。軽い感じ。あっさり料理に合う。
  • グルナッシュ:果実感が強い。重さはカベルネとピノの間くらいのイメージ。
  • ジン・ファンデル:果実感が強い。干しブドウの様な熟成した果実感。

ぜひ上記を参考にしていただき、料理やご自身の好みに合わせて選ぶと楽しいと思います。

ロピアに行ったらこの赤ワイン買うべし

ここまでで安旨ワインの選び方を解説しましたので、ここでは最近見つけた安旨赤ワインを実際に紹介したいと思います。

Daos Treasure

こちらがスーパーのロピアで見つけた「Daos Treasure;ダオス(?) トレジャー」という安旨赤ワイン。おそらくロピア直輸入ワインなので、Amazonや楽天などの通販サイトでは売られていない様子。お近くにロピアがある方はぜひ探してみてください。

Daos Treasureの価格と味

私が見つけた時の価格は「1,100円」で売られていました。

果実味たっぷり、少し樽の熟成感のある香りがします。味は、最初にブラックベリーの様な強い果実感が来ます。そして飲み込むくらいになると、ナッツやチョコレートの様な軽やかな渋みが少し残ります。全体的に濃厚な味わいでした。

Daos Treasureに合う料理

このワイン自体が濃厚な味わいなので、料理もそれに負けないくらいこってりしたものが良いと思います。私は同じくロピアで売っている肉でローストビーフを作ってみました。

roast-beef

ローストビーフって作るの大変そうですが、実はオーブンに突っ込んで放置するだけだからステーキ作るより失敗しないんですよね。肉とワイン。結局これが最強でしょう。

赤ワインの豆知識をちょろり

最後に、赤ワインあるあるを踏まえて、お役立ち知識をいくつか紹介したいと思います。

赤ワインが少し余ったら何か別の活用方法はある?

複数人で飲む分にはいいですが、ワインて1人で飲むとよく余らせちゃいますよね。数日以内に飲み切らないと、赤ワインなんてすぐに枯れちゃうし。そこで活用方法を考えてみます。

1番ベタなのが「煮込み料理への投入」です。だいぶ大量消費もできますしね。市販のルーを使ってビーフシチューを作る際に、残った赤ワインを入れるだけで本格的な味わいになります。

次におすすめしたいのが「赤ワインソース」。どの肉にかけても旨い。サラダにかけても旨い。簡単なレシピを以下に乗せておきます。

  • 余った赤ワイン 50ml
  • バター 10g
  • 醤油・酢・砂糖 大さじ1ずつ
  • 味の素 少々

上記をフライパンに入れてとろみがつくまで煮詰める。塩味を見ながら塩を少々いれて味を調整し完成。お試しあれ。

赤ワインって渋くて苦手…でも飲んでみたい

私の友達でもいるのが「赤ワイン飲めるとカッコいい気がするんだけど、渋くて苦手なんだよね」というタイプ。赤ワインが飲めるとカッコいいという価値観はよくわかりませんが、渋みが苦手という方はどうすればよいでしょうか。

実は合わせる料理によって渋みがあまり気にならなくなったりします。おすすめは、「脂身の多い牛肉を甘めのたれ」で。焼肉やすき焼きなんかは理想的です。逆に魚介系のあっさり系の料理だと、ワインの渋みを強く感じやすかったりします。

あ、あとチーズとワインという定番の組み合わせも、それぞれの味を存分に立たせる楽しみ方ゆえ、渋みを楽しめるようになった方向けかと思います。

赤ワインって冷やす?ぬるいほうがいい?

赤ワインはちょっと冷えてるくらいがいいです。大抵の赤ワインは12~18度が良いでしょう。

1番簡単なのは家庭用ワインセラーを使ってしまうことですが、ハードル高いですよね。その場合は、冷蔵庫の野菜室がおすすめです。通常の冷蔵室より温度が高めなので冷え過ぎを防げます。そして飲む直前に室温に30分程度出しておくとちょうど飲み頃の温度になると思います。

まとめ:安くてもコツを押さえれば赤ワインはうまし

本記事で紹介した安旨赤ワイン選びのコツを意識しながら、ぜひ近所のスーパーのワインコーナーをのぞいてみてください。1,000円で旨いワインに出会えた時は、かなり得した気分になれるはずです。

ということで、以上です。

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