ヴーヴークリコが気になる人
本記事では、このようなご要望にすべてお答えしていきます。
- ヴーヴ・クリコの特徴と背景がわかる
- ヴーヴクリコの種類がわかる
- ヴーヴ・クリコの価格が、サイズ別でわかる
- ヴーヴ・クリコをより美味しく飲むためのポイントを知れる
サワ
【王道シャンパン】ヴーヴ・クリコとは
まずはヴーヴ・クリコの魅力を解説するために、その特徴と背景についてご説明します。
伝統のシャンパーニュ
ヴーヴ・クリコは世界でも代表的なシャンパンですが、シャンパンが他のスパークリングワインと一線を画している理由をご存じでしょうか。
秘密は「製法」と「産地」です。
製法は「ビン内二次発酵」がポイントです。ワイン液をビン内に詰めた後、ビンの中で発酵させて、アルコールと二酸化炭素を発生させます。その二酸化炭素をビン内に閉じ込めると、発泡性のワイン、つまりシャンパンが出来上がります。他のスパークリングがガスを注入して炭酸を作り出しているのに対し、時間と手間がかかります。(おかげで自然なキメ細かい泡になるわけですが)
産地はフランスの「シャンパーニュ地方」で生産されていることが条件です。要は、
ということですね。
製法と産地以外にも、シャンパンという名称を冠するためにいくつもの条件があり、それらをクリアしたものだけが「シャンパン」と呼ばれます。そのなかでもヴーヴ・クリコは、高い品質で世界でも代表的なシャンパンとして愛されているわけです。
ビジネスウーマンアワードを主催【働く女性を応援】
ヴーヴ・クリコを世界に代表するメゾンにした人物が、実はマダム・クリコと呼ばれる女性なんです。
1772年創業のヴーヴ・クリコですが、当初の経営者である夫が若くして亡くなり、その経営を引き継いだのがマダム・クリコでした。「品質はただ1つ、最高級だけ」という経営理念を徹底し、ヴーヴ・クリコを世界的なシャンパーニュメゾンに成長させたわけです。
当時、女性のビジネスが一般的でない時代だったということもあり、マダム・クリコは現在のビジネス・ウーマンの先駆け的存在として「ラ・グランド・ダム(偉大なる女性)」と呼ばれているそうです。
そういった背景もあり、ヴーヴ・クリコ社では、2つの賞を設け、働く女性を応援しています。
- ヴーヴ・クリコ・ビジネスウーマン・アワード
- ニュー・ジェネレーション・アワード
ということで、「仕事を頑張る女性に贈るシャンパンと言えばヴーヴ・クリコ」しかないですね。
ヴーヴクリコの種類【味や香りは?】
ヴーヴ・クリコには複数の種類があります。ここで、それぞれの味や香りの特徴をまとめておきます。好みに合ったものを探してみましょう。
ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュット【白シャンパン】
イエローラベルは、ヴーヴ・クリコの代表格です。フルーティーな辛口の白シャンパンで、幅広いし料理に合わせることができます。シャンパン好きであれば好みが分かれないので、プレゼントにうってつけです。
下記の記事で、さらに詳しく解説しています。
ヴーヴ・クリコ イエローラベル ブリュットの味や評判は?ヴーヴ・クリコ ローズラベル【ロゼシャンパン】
イエローラベルと対になる存在感を放つのが、ローズラベルです。辛口のロゼシャンパンで、定番の白シャンパンにちょっと変化を付けたいときにおすすめです。ロゼ(ピンク)色が食卓をより華やかにしてくれるので、パーティ等に適しています。
下記の記事で、さらに詳しく解説しています。
ヴーヴ・クリコ ロゼが選ばれる理由とは【味・価格・評価】ヴーヴ・クリコ ホワイトラベル【ドゥミ セック】
白ヴーヴといった愛称で親しまれるホワイトラベルです。かなり甘口のシャンパンです。なので食事に合わせるというより、飲み物だけで成立させたい時におすすめです。お酒を飲みなれていないという方に特に適したシリーズです。
下記の記事で、さらに詳しく解説しています。
ヴーヴクリコの甘口シャンパン ホワイトラベル ドゥミセックヴーヴ・クリコ リッチ
甘口のシャンパンです。なんとおすすめは「氷を入れて」の飲み方です。本場のフランスでは、この飲み方を「ピシン」と呼ぶそうです。「シャンパンをピシンで」という感じでしょうか。ちょっと変化をつけてシャンパンを楽しみたいときにおすすめです。
下記の記事で、さらに詳しく解説しています。
ヴーヴ・クリコ リッチの特徴や口コミ【極上シャンパン】ヴーヴ・クリコ リッチ ロゼ
ヴーヴ・クリコ リッチのロゼバージョンです。こちらも甘口で氷を入れて楽しむのがおすすめです。
ヴーヴ・クリコ エクストラ・ブリュット エクストラ・オールド
年間5万本しか生産されない限定シリーズです。ヴーヴ・クリコ全体のたった1%の生産本数というのだから、その希少性はやばいですね。大事な記念日やプレゼントに選ぶと良いでしょう。辛口の白シャンパンでフルーティな味わいです。
ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム【草間彌生コラボ】
ラ・グランダムは、ヴーヴ・クリコシリーズの中でも最高級に位置づけられます。マダム・クリコが直接買い付けた8つの特級畑のブドウのみを使って、ヴーヴ・クリコ伝統の手法で作られたシャンパンです。
下記の記事で、さらに詳しく解説しています。
ヴーヴ・クリコ ラ・グランダムの評判【草間彌生コラボ】ヴーヴ・クリコの価格【サイズ別】
ここで、ヴーヴ・クリコの価格について解説していきます。いくつかサイズがあるので、サイズ別にお伝えしますね。ちなみにイエローラベルの値段なので、参考値としてお考え下さい。
マグナムサイズ1,500mlの値段
マグナムサイズ1,500mlのメーカー価格は「17,490円」です。Amazonや楽天などの通販サイトの場合、「11,000円」前後に設定されていることが多いです。
レギュラーサイズ750mlの値段
スタンダードなレギュラーサイズ750mlの値段は、メーカー価格で「7,810円」です。Amazonや楽天などの通販サイトを利用すると、「5,000円」前後に設定されていることが多いです
ハーフサイズ375mlの値段
ハーフサイズ375mlのメーカー価格は「4,950円」です。Amazonや楽天などの通販サイトの場合、「3,500円」前後に設定されていることが多いです。
ヴーヴ・クリコをより美味しく飲むポイント
せっかくヴーヴ・クリコを飲むなら、美味しく飲むためのポイントをおさえて最高の状態で楽しみましょう。重要なのは「保管方法」と「グラス選び」です。では解説していきますね。
最適な環境で保管
ヴーヴ・クリコだけでなくシャンパンに共通して言えることですが、ビン内で発酵をし続けています。なので、保存状態で味や香りが大きく左右されてしまいます。
- 温度:10~15℃
- 湿度:70%以上
- 暗所
上記が公式が推奨している条件です。なんとなくシャンパンは冷やすイメージがあるかもしれませんが、以外にも冷蔵庫での保存は不適切ということです。とはいえ、室温もいまいち…日本は四季がありますからね。
なので、おすすめはワインセラーです。8本だけ収められる小型のものがスペースを圧迫しないのでおすすめです。下記のワインセラーを使っていますが、8本でも充分活躍しています。
ヴーヴ・クリコに合ったシャンパングラス
グラス選びでワインの香りは大きく変化します。通常のシャンパンだと細めのフルートグラスが推奨されています。しかし、ヴーヴ・クリコぐらい芳醇な香りがあるのであれば、やや丸みを帯びたチューリップ型のグラスの方が良いでしょう。
下記の記事ではシャンパングラスの選び方やおすすめのシャンパングラスについて詳しく解説しています。
おすすめのシャンパングラスランキング【おしゃれ・可愛い】さいごに
というわけで、ヴーヴ・クリコの特徴について解説してきました。種類もさまざまあるので、好みに合ったヴーヴ・クリコを見つけてみてください。
コメントを残す